「出産に立ち会うべきか迷っている…」
「立ち会い出産の流れが知りたい…」
「初めて子どもができるから不安で…」
このような悩みを抱える、初めて父親になる方に向けて、この記事を書いています。
初めて父親になると、考えなければいけないことや、やらなければいけないことが多くて大変ですよね。
その中でも、出産に立ち会うかどうかを悩む方は多いです。
結論からいうと、奥さんに嫌がられなければ、夫は出産に立ち会うのがおすすめです。
その理由は、出産に立ち会った夫は、パパスイッチが入りやすいからです。
この記事では、「夫が出産に立ち会うメリット」から「出産に立ち会った旦那の本音」までを解説したいと思います。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
出産に立ち会った夫はパパスイッチが入りやすい!
「出産に立ち会うべきかどうか?」
これは初めて父親になる方が、必ず悩むことです。
立ち会い出産に対して、何となく怖いというイメージがあり、躊躇してしまう方も多いと思います。
しかし、立ち会い出産をするチャンスがあるなら、父親はぜひ立ち会い出産をしておくのがおすすめです。
その理由は、命が誕生するシーンに感動して、パパとしてのスイッチが入る夫が多いからです。
出産に立ち会うと、我が子がこの世界に生まれてきたことに感動し、「この子を自分が守らなければ!」という気持ちになります。
母親は妊娠中からつわりや胎動などを経験するので、自然とママとしての自覚が芽生えますが、父親はパパになる明確なプロセスがないので、何かきっかけがないと、なかなかパパとしての自覚が芽生えません。
パパとしての自覚をもつためのきっかけとして、出産に立ち会うことはとても効果的です。
パパに対するアンケート調査によると、実際に多くのパパが、「立ち会い出産をきっかけに、パパとしてのスイッチが入った」と答えています。
立ち会い出産を経験した父親は、我が子をより愛おしく思えて、命がけで子どもを産んでくれたママに対して、いたわりの気持ちをもてるようになります。
立ち会い出産をする前に夫がやるべきこと
出産に立ち会うことを決めた夫は、出産当日までにいろいろやっておくべきことがあります。
まずは、ママの意見を聞いておくことが大切です。
パパが出産に立ち会うつもりだったとしても、ママは出産に立ち会ってほしくないと思っている場合があります。
「陣痛中はそばにいてほしいけど、出産には立ち会ってほしくない」と考えているママもいるので、そこはママの意見を尊重してあげましょう。
また出産に立ち会うことを産院に伝えて、当日までに何が必要かを確認しておくことも重要です。
立ち会い出産をする予定だったのに、産院の両親学級を出ていなかったから、立ち会い出産を許可されなかったということもあるようです。
立ち会い出産の流れを解説します
出産の流れは産院によって、多少異なる部分はあると思いますが、参考例は次のとおり。
控え室で待機→もうすぐ生まれるタイミングで呼ばれる→ママの顔の横ぐらいで立会い開始→ママのサポートに徹する
立会い時間は人にもよりますが、5時間、6時間という長期戦になることもあります。
出産に立ち会うパパは、ただその場所にいてカメラ撮影をしているだけではなく、ママのことを思いやってあげる姿勢が大事です。
ママは陣痛と格闘しているので、パパのことを気にしている余裕はありません。
そのため、いろいろサポートしても、邪険に扱われることがあるかもしれませんが、パパはできる限りの応援をしてあげましょう。
出産に立ち会う旦那がやることは?
出産に立ち会うパパがやらなければいけないことは、大前提として「ママをサポートすること」です。
初めての出産に不安を抱えるママをしっかりサポートして、夫婦で一緒に出産を乗り越えましょう。
出産に立ち会うパパがやるべきことで、代表的なものはこちらです。
- ママの手を握ってあげる
- ママに飲み物を飲ませてあげる
- ママの汗を拭いてあげる
- ママの腰や肩、足をマッサージしてあげる
- ママに話をしてあげる
- ママにどうしてほしいか聞いてあげる
- 生まれた我が子の確認をする
- 生まれた我が子の写真を撮影する
ママによってやってほしいことは異なるので、パパはその都度確認しながら動きましょう。
出産当日は、担当の助産師さんが、指示を出してくれたりするので、パパはそこまで身構えなくても大丈夫です。
出産に立ち会った旦那の本音とは?
妊娠中のママのお腹が段々と大きくなり、エコーの写真で子どもの姿を確認することで、少しずつ父親になる自覚が芽生えてきます。
でも、つわりや胎動を自分が体験しているわけではないので、ママと比べると、パパはどこか他人ごとのように感じていることもあると思います。
しかし、出産に立ち会ったことがきっかけで、パパのスイッチが入り、父親としての自覚がグッと強くなります。
また生命がこの世に誕生する場面に立ち会えたことは、人間としても貴重な経験です。
出産に立ち会えるチャンスなんて、人生に1度あるかないかの貴重なこと。
出産に立ち会おうかどうか迷っているパパには、ぜひ出産に立ち会うことをおすすめします。
子どもが1歳、2歳と成長していっても、出産に立ち会った記憶があると、「我が子と一緒にいれることは奇跡なんだ!」と常に愛おしく思えますよ。
まとめ
この記事のまとめです。
- 夫が出産に立ち会うメリットは多い
- 出産に立ち会うとパパスイッチが入りやすい
- 出産に立ち会っていいかをママに確認しよう
- 出産の前に産院に許可を取っておこう
- 立ち会い出産ではママのサポートを最優先にする
- 出産に立ち会うと我が子の誕生を奇跡と思える
出産に立ち会えるチャンスがあるパパは、ぜひ立ち会い出産を経験しておきましょう。
立ち会い出産を経験すると、たくさんのメリットがありますし、パパになったという自覚が強くなります。
妊娠や出産を経験するママと違って、親になる明確なプロセスのないパパにとって、立ち会い出産というイベントは、親になる自覚をもつ大きなきっかけになりますよ。